(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟

ノルディック・ウォーク鳥取東部
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ノルディック・ウォークの始め方

ノルディック・ウォーク用ポールの選び方

【適正サイズの選び方】
長い間の生活でしみついたクセ(歪み)は猫背など誰にでもありますが、適切な長さのポールを両手に持つだけで背筋が伸び正しい姿勢が自然に取れるようになります。この姿勢を保持しながら歩行を可能にしたのがノルディック・ウォークです。

★ ポールの長さは、肘が直角(90度)に屈折して、手のひらに握りポールの先がちょうど 地面につく高さが基本です。
 通常 適切な長さは、身長×0.62〜.070で自分にあったサイズが算出できます。






★ 素材的には軽量化を重視したカーボン製品や耐久性のあるアルミ製品、さらには、重心をグリップ側にシフトすることで、効果的なスウィング動作を可能にした高機能モデ ルなど様々な商品が販売されていますが、家族や仲間で共用でき、さらに、移動時の持ち運びに関する利便性から現在では、長さ調節可能なモデルが各メーカーから発表され好評を博しています。


ポール(ストック)の握り方

  はじめにポールの左右を確かめ親指と中指、薬指の3本で軽く握ります。グリップを強く握るとポールを手首で振ることになります。このような握り方では、手首や肘に負担がかかり、関節炎や腱鞘炎の原因になるので注意しましょう。また、グリップを強く握ると血圧が上昇しやすくなるので、高血圧症の人や高齢者は特に注意が必要です。


ノルディック・ウォークのフォーム




若干前傾姿勢をとりながらポールをからだの前に突くのではなく、両足の間に突き、グリップのストラップに手首全体で力を込め(体重をのせる感じで)、体を前方に押し出すように歩きましょう。

ノルディック・ウォークとは

北欧、フィンランドで、クロスカントリースキー選手の夏場のトレーニングとして始まり、1992年 スキーストックを、ウォーキング用に改良しポールウォーキングと名称されその効能が立証されました。

その後フィンランドからドイツ、オーストリア、と広がり、今やヨーロッパではウォーキングと言えばノルディックウォーキングの事を指すまでになり、現在愛好者の数は800万人とも900万人ともいわれています。

日本に紹介され10年程になります。はじめは日本ウォーキング協会の中で活動してきましたが、昨年10月に日本ノルディックウォーキング連盟として独立しました。

ノルディックウォーキングにはスポーツマンのトレーニングや一般の人の健康増進と、歩行困難な人や高齢者の介護予防やリハビリとしての2つの要素が有ります。  

効果としてはストックを持つことにより体の90%の筋肉を使った全身運動となり、背筋が伸び、歩幅が広がり通常のウォーキングに比べ20〜30%運動効果がアップし、1,2倍のエネルギーの消費となります。


ストックを持つ事により足、腰、膝、関節等への負担を軽減し転倒抑止につながり、医療現場のリハビリ、精神的ストレス障害や肩こりの解消、ダイエットに効果的です。

有酸素能力,筋力、柔軟性と3つの要素をバランスよく向上させることが出来ます。


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